主催事業
写真で学ぼう!地球の食卓

 

 2011年2月13日(日)13:30〜16:30、ラシカフェを会場に、青年海外協力隊秋田県OB会、NGOラシカ、
特定非営利活動法人バニヤンツリー共催のセミナー、写真で学ぼう!地球の食卓が開催されました。

 「地球の食卓」は、特定非営利活動法人開発教育協会(DEAR)が2010年8月に出版した教材です。
今回の開催は秋田初であり、高校生、大学生、会社員、主婦、NGO関係、農業、団体職員、高校教員、大学教員、NPO関係など
29名が参加しました。

 ワークショップの進行は、青年海外協力隊秋田県OB会の松橋秀男さんです。
 プログラムの流れは下記の通りです。

○アイスブレーキング                   
@「地球の食卓」について                             
Aアクティビティ1 ワークショップ フォトランゲージ   
○休憩        
Bアクティビティ2 ワークショップ フードマイレージ     
Cふり返り                     

 

 


「地球の食卓」の紹介



フォトランゲージ

 


フォトランゲージ


フォトランゲージ


フォトランゲージ


フォトランゲージ

 

ふりかえり

1.WS全体に対する感想  
 @感想
    1.かなり満足  14
   2.満足        7
    3.ふつう               0
     4.不満        0
     5.かなり不満   0

2.満足の理由

・使用した資料(データ)が具体的で豊富でした。意見交換もあり、参加者同士の学びや気づきが深まりました。(2)
・自分の知らなかったことがいろいろとわかった。(1)
・身近な「食」の意外にも知らないことを発見できた有意義な時間でした。(1)
・いろんな人に会えたこと。生きていくのに食べ物は絶対必要だから。(1)
・新しい知識を得ると共に、興味関心が高まった。(2)
・フードマイレージの奥深さを知りえた。さらに勉強したい。(1)
・農業を日本の立地条件、経済政策、社会構造など多面からみることができた。(1)
・自分が知らない知識を十分に身につけられたため。(1)
・海外の食卓から、身近な食べ物の話まで考え直すことができた。(1)
・世界の食文化、フードマイレージについての知識が深まった。(1)
・食に対しての消費者と生産者側の話が聞けたこと。(2)
・フォトランゲージが楽しかった。(2)
・知らないことなど、たくさん学ぶことができた。(1)
・フードマイレージを知るきっかけになった。(2)
・世界の食事情における、自分の認識の違いを正すことができました。(1)
・食はとても身近な問題なのに、その裏側について何も知らないことに気付かされた。(1)
・フードマイレージに対する意見が聞けたこと。(1)
・参加者に若い人が多く、活発な意見を聞くことができた。(1)
・意見を言い、話あいができたこと。(1)
・食や農業に対する知識が深まった。(1)

A今後改善すべき点
・スペースの人数のバランス、ちょっと窮屈かな。
・少し難しい話があったので、もう少しわかりやすくしてもらえたらよかった。
・WSのルールをもう少し決めてもらった方がやりやすかった。
・会場が少し狭かった。
・フォトランゲージWSの資料の配り方。
・もっとたくさんの人に発言してほしかった。考えのシェアなど。
・改善というか、これを生かした生活をして行こうと思う。
・アメリカは一緒にしないでください。
・もっといろんな面から見たいと思ったので農家の方だけでなく、いろんな仕事をしている人といっしょにやりたい。
・ちょっとテーブルが小さいかな。初めからドリンクを飲みながらWSやれたらよかった。

 C自由コメント
・いろんな年齢、いろんな職業の人がいてよかったです。
・さまざまな世代、職業の方と語り合えたことがとても楽しかったです。
・情報を共有して、知識を広げて、自分にできることをまずやるぞ!!紹介がなければ知りませんでした。
・このような活動をしていることをもっと宣伝するといいと思います。
・久しぶりにワークショップに参加し、頭を使いました。
・本当に農業分野は知らないことがたくさんでよかった。今、話題のTPP問題にも触れられることができよかった。
・クイズやグループワークを通して楽しみながら食について考えることができてよかった。
・とてもためになりました。ありがとうございました。
・楽しかったです。
・和食を食べるようにしたいと思います。
・簡単なワークショップから深いところまで濃い話ができたように感じてすごく有意義だったし楽しかった。
・とてもよかったので、今後もWSを続けてほしい。
・ある程度の狭さが集中しやすい。
・難しい専門用語なども、その都度説明していただいたので理解できました。

2.自分たちの食卓について感じたことは?

・自分はスーパーでは国産のものを買っていることが多いと思いますが、日本の食糧自給率を上げるのはやっぱり難しい と思いました。
・よく外食や国外の食べ物を食べています。家で和食を作ることを増やしたい。
・国が違うだけで食べるものや家庭の形もかなり違うと驚きました。もっとさまざまな国の「食」について知りたくなりました。
・和食を食べよう!お金を出せば何でも買えるので楽しがちですが、自分でも作ってみる。
・忙しさでつい安いものやレトルトを買ってしまうことがあるので自分の食生活を見直すことができました。
・地産地消の大切さ。地産でも飼料、肥料の輸入もあるのですね。これからさらに食生活を考え、健康につないでいきたいと思います。
・国の政策によっては、食卓に並ぶものも大きく変わると思った。
・洋食化が進んでいる。どこの国で作られたものか知らずに料理している。
・輸入品がかなり多い。食べているものの種類が豊富。いつでも手に入る。
・その裏側には自給率の低さなどの問題がある。

・他国に比べてバランスがよく、量に関しても不十分ということがない。
・国産品より輸入品が多く食卓に出ていること。
・肉を食べると輸入品に頼っているということになると思った。
・他の国に比べると、恵まれていると思った。
・欧米の国や地域の食卓と比べて、栄養のバランスがかなり取れていると思った。
・和食が足りなかったと感じました。もっと自国について意識しながら食事したいと思います。
・普段忙しいとどうしても偏った食生活になってしまい、なかなか自炊しないと思ったし、確かに和食は最近あまり食べていない気がした。
・洋食化、レトルト化、インスタントにあふれている。
・朝パン、昼スパゲティ、夜ごはん(米)というライフスタイルになっていることに気付いた。見直すよい機会になった。
・食事は美味しく。
・日本の食卓は全般的にぜいたくである。
・国産と書かれている肉も、飼料は外国産と気づかないところで外国に頼っている部分が多い。

 

3.フードマイレージを減らすために自分でできることは? 

・食品を買いすぎない、食べ残しをしない。できることと思いますが、家族全員の協力がないとできません、家族の問題がネックです。
・国産品を食べる。買いすぎたり、作りすぎたりしない。
・フードマイレージや農業についてもっと知る。そして周囲に発信する。自分の食べるものから気を付けていきたいと思いました。
・食べ残さない、買いすぎない、作りすぎない。
・教職なので、職場で呼びかけたいと思います。
・食べ残しをしない。使い分だけの購入を心がける。秋田のお米、魚、野菜を使って洋食にも挑戦!
・日本の農家を守るために自分で料理を作る。国内の食品を適応量だけ買う。
・和食を少しずつ増やす。日本の食材で洋食を作る、作りすぎない。
・国産品や、近くで生産されているものを買う。直売所を利用する。
・食べ残しをしない。積極的に国産品を選ぶようにする。
・もっと国内で自給できるようにする。または自分で食糧生産。
・食べ残さない。
・今ある環境で作れるものはどんどん作っていけば自給率も上がるから、作ることを心がける。国産品を買う。食べ残さない。
・食べ物を残さないこと。今の自分ですぐに取り組めること。当たり前のことだった。
・和食を食べるようにします。
・もっと自炊をする。家庭菜園をする。自分で作れば食べ残しもしないはず。食をもっと身近に感じる、農業体験に行ったり、このようなワークショップをまたやりたい。
・農業を続ける。
・食べ残しにないように旬のものを食べる。
・米をもっと食べる。和食生活。
・国産、旬のものを意識的に選び残さず食べる。外食時は、国産材料など気を使っている店を選ぶ。

 

4.自由記述

  ・ありがとうございました。
・今回学んだことを自分が所属するNPO団体の活動に生かしていきたいと思いました。貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
・地産地消は秋田発信。
・家庭科の授業などでは、地産地消のメニューを考えたり、学校祭で地産地消のメニューの屋台を開いたりしています。これらをもっとつないで広げていきたいと思いました。各学校などに呼びかけてはいかがでしょうか。
・楽しかった。ありがとうございました。
・TPP導入について自分は賛成なのですが、いろいろ考えさせられました。
・たくさんの専門家がいて、活発な話し合いに参加できてよかった。
・今の日本は食べること自体への興味、関心が薄れているような気がします。偏食や食べ残しなど…。食べることは生きることであり、食べることの重要さなどがもっと広まればよいと思います。
・WS形式で、今日初めてお会いした人とも楽しく作業することができました。
・次もあるなら参加したいので連絡していただきたいです。
・お疲れ様でした。またぜひ呼んでください。
・ありがとうございました。

・フードマイレージの基本的な知識やその問題点まで勉強になりました。

                           ふり返り用紙作成   松橋秀男

            ふり返りまとめ  (特活)バニヤンツリー

             

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