若者発のワークショップ
    〜角間崎貴志さんバングラデシュ報告会〜
                                                                                                                                   
2007年8月18日 (土) 午後1時30分〜午後4時30分
                                                                                                                                                                                             
ジョイナス3階 第7研修室

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 『国際協力に関心をもったのは、ひとつの旅がきっかけだった。』と言う、角間崎貴志さんが、18日間のバングラデシュスタディツアーに参加しました。
 研修の中心は、バングラデシュの南部コックスバザールに近い、少数民族ラカイン族が暮らす村。 現地では、バングラデシュコックスバザール地域の小学校で教育奨学金支援活動を行なっているNGOサザンペーンと連携し活動しました。特に小学校での奉仕活動や子ども達との地引網での交流は良い体験になったそうです。コックスバザールは海に面しているバングラデシュのリゾート地でもあります。角間崎さんは、ニョッピーという海老の塩辛の味など、食の異文化体験も話してくださいました。

                    当日は、18名の参加者が、角間崎さんからバングラデシュの農村での活動を、ワークショップを通して学びました。 

                                                          

【プログラム】

◆あいさつ自己紹介

◆アイスブレーキング
バングラディシュと聞いて想像できるモノ参加者全員、自己紹介かねて挙げてもらう。正否は問わない

◆バングラデシュ報告会
バングラデシュってどういうとこ?写真を観ながら説明
ラカイン族、コックスバザール、文化

◆アクティビティ
バングラディシュで何をしてきたのか
グループ作成
◆紙芝居ガスラ―◆
1.絵だけを見せて物語をグループごとに想像し、作ってもらう。一枚につき2.3行でよい 
2.作った紙芝居をグループ発表!
3.しかしバングラデシュの子供達には紙芝居の内容は伝わりにくい!?さぁどうする!?
4.こうすれば分かりやすいのではないか?をグループごとに模造紙に書いてもらう
5.グループ発表!
6.ふりかえり



参加者の、バングラデシュのイメージ
 ・カビールさん  ・洪水  ・国旗  ・リキシャ  ・不便  ・豊かでない  ・暑い  ・貧困  ・人が優しい  ・工芸品  ・バニヤンツリー  ・グラミンバンク  
 ・ユヌス氏  ・おいしい物  ・田  ・米  ・カレー  ・農業の人  ・たくましさ

地球温暖化の危機を、森の妖怪:天狗・河童と都市の怪獣ガスラーのたたかいとして描き、参加者が地球緑化の未来を考えました。
教材は、特定非営利活動法人地球緑化センターの環境学習教材「紙芝居ガスラー」です。

                       
ふりかえり
・一方的なものではなくて、自分たちも考えるような内容になっていたので、他の人たちと真剣に討論できて楽しかったです。バングラデシュのことがよくわからないままの討論になってしまったのが残念でした。
・すごくわきあいあいとしていて楽しかったです。
・現地でのボランティア活動がとてもわかりやすく話していただいたのが印象に残りました。バングラデシュについて、ひとつのこと「環境」にしぼって深く考える事ができたのは自分にとって勉強になりました。角間崎さんの努力を感じられました。ありがとうございました。
・ワークショップに参加する側から実演する側になったことで彼の成長をたのもしく思えた。過去の経験をしっかり糧にしているなとも感じた。まだなかなかバングラデシュの情報が多くない中で「若者発」というワークショップがとても印象深かった。
・過去のスタディツアーの参加者がこのようにワークショップができるようになったと思ったら、人材育成という観点から実は自分たちは重要な事業を行なっているのではという自信も生まれた。
・バングラデシュがどんな国なのかよくわかった。福祉も環境もよくない地域はもっとたくさんあるからボランティアを通していい方にいけばと思う。ボランティアの大切さがよくわかる報告会だった。
・バングラデシュは以前から興味があり、お話を聞かせていただいていたので理解をより深める事ができました。グループ活動は盛り上がりがあり、楽しく活動できました。
・グラミン銀行での活動など、バングラデシュで行なわれている活動は知名度があるので、バニヤンツリーで行なわれている活動をより知りたいので、活動内容を知る学習会を希望します。
・バングラデシュについていろいろ知ることができました、どういう問題がおこっているのか、工芸品や民族衣装も見れてよかったです。
・期待以上のものでした、成長した貴志が大きく見えます。この後が大切です。いろんな体験してくださいね。
・ワークショップが楽しかった。グループのひとりひとりが参加型でいろいろアイディアを出し合いまとめ上げた。
・「若者発のワークショップ」というネーミングがワクワクしたものを感じ、参加してみようという気になった。
・とても面白く、勉強になるワークショップでした。メンバーの中にカビールさんもいたので現地の生の声を聞くことができ、とても有意義な時間を過ごせたと思います。
・堅苦しいイメージがありましたが、実際はとても楽しかったです。ありがとうございました。
・プレゼンのスライドはもう少し字を大きくしたほうが見やすいと思いました。
・「環境問題をバングラデシュの子どもにいかにして伝えるか」文化的違いのため、考えてみると簡単なようで難しい事であると感じました。異文化交流について多少理解が深まったように感じます。
・お疲れ様でした。バングラデシュの話や写真を紹介してもらい勉強になりました。ワークショップはテーマが広くて絞り込めずに発表した感じで少々残念でした。
・現地で紙芝居をやったということでしたか?どのようにやってどのように子だもたちの反応があり、どのように感じてこれをワークショップに取り入れたのかもっとお話しを聞きたかったです。
・若い人はいろいろな体験をされながらいろいろ経験していくことが何よりこれから必要なのだと確信しました。
・もう少し現地で見聞きしてきた事、感じた事など具体的に紹介してもらいたかった。今回バングラデシュという国についてそうした深いところについてはあまり知らない状態でワークショップを行なったので知る事によってこれから見えてくることもあると思った。
・角間崎さんの報告会という形のワークショップはとても面白い形式だと思った。
・バングラデシュの新たな発見があり大変勉強になっや。地球温暖化を彼ら(バングラデシュの人)に伝えるにはいくつもの段階を踏んで説明する事が必要であり、そこに先進国と途上国の環境問題の捉え方の違いがあると気づいた。

 

 


【講師紹介】

角間崎 貴志 (かくまざき たかし)
昭和62年3月24日生まれ。
秋田県立秋田明徳館高等学校三年在学中の2005年1月3日〜10日、財団法人秋田県国際交流協会、独立行政法人国際協力機構(JICA)東北支部共催の高校生対象「ワールドスタディツアー異文化体験2004inベトナム」に参加。
NGO、ユネスコ、JICAの国際協力活動の現場を訪ねる。
現在、日本外国語専門学校国際ボランティア科二年生。
2006年11月23日〜12月10日バングラデシュ研修に参加。
東京で学ぶ傍ら、継続的に秋田県内の青少年対象の国際協力事業に関わる。